ipad モニター ミラーリング

ipad モニター ミラーリング

Apple TVの特徴は、なんといっても、ミラーリングがしやすいこと。iPhoneなら、画面をスワイプして「画面ミラーリング」を選択するだけ。同じApple製品なので、相性が抜群です。

一番の魅力はワイヤレスであること。方法1のようにケーブルで接続する必要がないので、基本的にWi-Fiが届く範囲なら好きな場所でミラーリングができます(公式の推奨範囲は7メートル以内)。また、同じメディアストリーミングデバイスの「Apple TV」に比べて、価格がリーズナブルなのもメリットです。

ただし、iPhone・iPadをミラーリングする機能はFire TVに標準搭載されていないため、「AirReceiver」(有料)などのアプリをダウンロードしてください。

映像の処理速度や画質など細かい違いはあるものの、いずれのモデルでも(ミラーリングをはじめとする)基本的な機能は変わりません。

代表的なミラーリングアプリは、「AirReceiver(305円)」と「AirScreen(基本無料)」の2つ。筆者は両方インストールして使ってみましたが、いずれも問題なく動作しました。特にこだわりがなければ、基本無料で使える「AirScreen」で問題ないでしょう。

ミラーリングを無線で行うと、第三者に画面を覗かれる恐れがあるのでは?と不安に思いますが、ワイヤレスディスプレイでは、無線通信を暗号化し保護する技術が搭載されているため、安心して機器同士を接続が可能です。

以上の設定を行えば、iPadの画面をMacへミラーリング可能。ミラーリングする際には、下図のようにiPadのコントロールパネルから「画面ミラーリング」をタップし、任意のMac製品を選択すれば、ミラーリングができます。

Fire TV Stickには標準でミラーリング機能が搭載されているものの、残念ながらApple製品(iPhoneやiPadなど)はサポート外となっています。

Miracastはケーブルを使わず、Wi-Fiを利用してミラーリングを行う機能です。Wi-Fiでの無線接続だと設定が面倒な場合もありますが、Miracastは複数の接続先から対象のデバイス名を選ぶだけなので手軽に接続できます。

また、この設定で「ディスプレイをミラーリング」をオンにすると、従来通りのミラーリングモードに切り替わります。マルチディスプレイにする必要がなく、単純にiPadを大画面に出力して作業したいような時には、ここをオンにするといいでしょう。

一方で、Wi-Fiを使いテレビ画面などにミラーリングするため、バッテリーの消耗が早くなりがちです。他にも、有線に比べ通信速度が遅延しやすいので、音声や画像に不具合が生じる原因になります。

ワイヤレスでのミラーリングが主流となっていますが、有線と無線それぞれの方法にメリット・デメリットがあります。用途や環境に合った接続方法を選び、ミラーリングを最大限活用してテレビやiPhoneの画面共有を楽しんでください。

Amazonが提供するストリーミングデバイス「Fire TV Stick」でミラーリングすることも可能です。

Fire TV Stickのミラーリング機能を使用すると、iPhone・iPadの画面がそのままテレビに映し出せます。

車載可能のオンダッシュモニターでもミラーリングはできるのでしょうか。実は、iPhoneやiPadから車載モニターへの接続は可能です。BluetoothやWi-Fi対応のモニターは手軽にiPhoneなどと繋げられ、動画や音楽を流すだけでなく通話もできます。後付けできるオンダッシュモニターはよく車に乗る方にはとてもおすすめです。