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白暮のクロニクル

白暮のクロニクル
白暮のクロニクル, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=3051553 / CC BY SA 3.0

#漫画作品_は
#2013年の漫画
#ゆうきまさみ
#ビッグコミックスピリッツの漫画作品
『白暮のクロニクル』(はくぼのクロニクル)は、ゆうきまさみによる日本のミステリー漫画作品。
『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて、2013年39号から2017年26号まで連載。
不老不死の特徴を持つ「オキナガ」と呼ばれる人々が溶け込み生活する社会で、オキナガに関わる厚生労働省職員の主人公と、オキナガが関連する事件などを描くミステリードラマ。
西暦2015年。
厚生労働省の新卒公務員・伏木あかりは、保健所での研修中に殺人事件に出くわしてしまう。
殺害された男は、「オキナガ」と呼ばれる吸血鬼に似た特性をもった「不老不死」の人間だった。
日本でも推定10万人が存在するというオキナガは、いわれのない差別や中傷、生活保護費の受給や保護施設の好待遇など様々な問題を抱えながらも、社会に溶け込んでいた。
厚労省大臣参事・竹之内唯一からの辞令で、あかりはオキナガの監督を行う部署「夜間衛生管理課」に配属される。
直接の上司となった久保園幹也に連れられて訪れた洋館にある私設図書館「按察使文庫」で出会ったのは、見た目は18歳そこそこながら80年以上生きているオキナガ・雪村魁。
魁と共にあかりは、「オキナガ案件」と呼ばれる長命者がまつわる事件に関わっていく。
そんな中で、魁自身が個人的に追い続けている事件が、12年に一度の未年のクリスマスごとに70年間にわたって続けられている連続殺人事件であった。
60年前には、魁の幼馴染であり「あかりの祖母」にあたる女性・長尾棗も、連続殺人犯「羊殺し」の犠牲となっていた。
羊殺しは70年にも渡って犯行を続け、殺害した被害者の内臓を持ち去るなど、オキナガと思われる特徴を残していたのだ。
やがて、無邪気なセーラー服姿の美少女・桔梗が、あかりの前に現れる。
しかし、桔梗は実は男性であり、500年以上前に竹之内に血分けされてオキナガとなり、日常的に人殺しを繰り返していた生粋の殺人狂であった。
はたして、桔梗こそが連続殺人犯・羊殺しなのか? クリスマス前日の12月23日、羊殺しが狙っているのが「大柄な女」であったことが判明した直後、桔梗によってあかりが拉致されて行方不明となる。
魁は手がかりを元にして、桔梗の潜伏場所を発見するが、桔梗に返り討ちにあって左手を切断されて仮死状態となる。
その後、あかりの血を与えたことで復活した魁は、桔梗を拘束することに成功する。
その後、羊殺しによって殺害された伊集幸絵の幼い息子で、その後に行方不明となっていた伊集市哉が生存しており、桔梗と関わりがあったことが判明する。
さらに、戦後に羊殺しを見たという柘植章太によると、桔梗とは異なり「背がスラっと高く、ボーヤと呼ばれていた」という。
もう一人の羊殺し、伊集市哉はいったい誰なのか?

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