👔 岸田首相「減税までしてやったのに」国民逆恨みも12月辞任の可能性…萩生田政調会長、木原前官房副長官ら大物議員が“落選危機” 👔

落選危機の背景には、スキャンダルも影を落としている。
「木原誠二前官房副長官にとって、『週刊文春』がキャンペーンを張る妻の元夫の不審死事件は致命的。前回は次点候補と約6万票差でしたが、十分危険水域です。また、下村博文元政調会長も安泰ではない。森喜朗元首相に『清和会の会長にしてくれ』と土下座したと暴露され、実質的に政治生命を絶たれています。本人は否定していますが、有権者は信じないでしょう。そのほか、名の知れたところでは、松島みどり議員も厳しい戦いが待っています」(同前)
共通するのは、公明党との亀裂と、保守派の自民離れだ。
「東京での選挙協力をめぐり自公の間に亀裂が入りましたが、未だに関係を修復しきれていません。麻生太郎副総裁の『創価学会はガン』発言などもあり、公明党が自民の応援を指示しても、現場の学会員の動きが極端に鈍くなっているんです。公明党は、最大で1選挙区当たり2万5千票の集票力があるといわれていますが、前回の選挙で次点と2万票差以内だった自民党議員は57人もいます。さらに“岸田嫌い”の保守派層にとって、次の選挙では維新の会という受け皿も用意されている。危機的状況です」(同前)
選挙に勝てない総裁は降ろされる――。岸田首相は今、菅義偉前首相と同じ道を歩んでいるという。
「菅前首相は、補選で負け続けた結果、辞任しました。岸田首相についても、年内に支持率が回復しなければ党内の岸田離れが加速。総辞職の流れに巻き込まれると見る向きが台頭しています」(同前)
首相のメガネには、自分の寂しい末路だけは見えていないようだ。