馬に“飛び蹴り”伝統の祭りでナゼ 「不適切な行為」市が主催側に注意(2023年10月4日)

馬に“飛び蹴り”伝統の祭りでナゼ 「不適切な行為」市が主催側に注意(2023年10月4日)
■馬に“飛び蹴り”伝統の祭りでナゼ

 丸太で組んだ円形の会場。走る馬に法被(はっぴ)と地下足袋姿の参加者がしがみ付き、人馬一体となって疾走します。これは愛知県高浜市の無形民俗文化財に指定されている「おまんと祭り」。200年以上の歴史あるこの祭りで思わぬ事態が起きました。

 それは先月30日、お祭り初日の夕方のことです。馬が走り始めると突然、1人の参加者が会場を駆け回る馬に飛び蹴りをしたのです。この様子がSNSに投稿されると批判の声が上がりました。

 SNSの投稿:「こんなことを令和の今やっているとは」「祭りは楽しいもののはず。馬をたたく蹴る、これの何が楽しいのか分かりません」

 その一方で、祭りの会場である春日神社の関係者は「馬を蹴ることは常態化していない」といいます。では、なぜ本来の祭りではありえないはずの「飛び蹴り」という行為が起きてしまったのでしょうか。

 飛び蹴り行為の直前、周囲から「反対、反対」と声が上がっていました。

 通常、この祭りでは馬は時計回りに走ることになっています。しかし、なぜかこの馬は逆走していました。それを止めるため飛び蹴りしたのではないかとみられています。

 この動画を見た動物研究家のパンク町田さんは…。

 動物研究家 パンク町田さん:「馬にとって非常にストレスが掛かる危険な行為に見えます。馬は蹴られればびっくりしますから、それは走りますよ。(逆走をやめさせたいのなら)一回止めて反対に向ければいいんです。人間のことを恐れている、怖がっているから暴れるんですよね」

■「不適切な行為」市が主催側に注意

 祭りが行われた神社は直接、運営に関わっていませんが、「馬に対して蹴ると思われる行為が確認されました。再発・類似行為がないように祭礼関係者に働き掛けていきたいと考えています」とコメントを発表。

 また、神社によりますと、馬を獣医に診せたところ、異常はなかったといいます。

 地元の高浜市も問題の行為があった翌日、祭りの主催団体に対し、不適切な行為が二度と起きないよう注意したということです。
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