自民が虐待禁止条例の改正案を議運で示す/埼玉県

県議会最大会派の自民党県議団は28日「虐待禁止条例」の改正案を本会議に先立ち開かれた議会運営委員会で示しました。
自民党県議団によりますと県の「虐待禁止条例」の改正案は子どもが保護者のいない自宅や車内に放置されて熱中症で死亡するなど、全国で相次ぐ悲惨な事故を防ぐことを目的としています。
改正案は小学3年生以下の子どもの保護者らが安全を確保しないまま、子どもを自宅や車に残して外出するなどといった「放置」をしてはならないと義務づけています。
このほか児童虐待防止法に準じて県民が虐待の被害にあっている子どもを発見した場合は義務として県などへ速やかに通報しなければならないことも新たに盛り込んであります。
罰則規定は設けられていません。「放置の禁止」を明文化した条例の制定は全国で初めてということです。
改正案は県議会の一般質問最終日の10月4日に提出される予定で、可決されれば県民への周知期間を経て来年4月1日に施行されます。
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