練馬区　中学校の校長を逮捕　児童ポルノ所持か 「勤務していた学校の生徒を撮影」

練馬区の中学校の校長を児童ポルノ画像を所持した疑いで逮捕です。カメラは校長室にあり、画像は過去に勤務していた中学校の女子生徒を撮影したものとみられています。
「こちらの中学校の校長がかつて勤務していた中学校の女子生徒を撮影したとみられるわいせつ画像を所持したとして逮捕されました」
児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕されたのは練馬区立三原台中学校で校長を務める北村比左嘉容疑者55歳です。
校長：「厚い信頼関係で結ばれた学校づくりに向けて全職員で努力していきます」
学校のホームページで目指す学校像として”厚い信頼関係”を掲げていた北村容疑者・・。警視庁によりますときのう（10日）勤務する三原台中学校の校長室で児童ポルノ画像が入ったカメラ1台を所持した疑いがもたれています。画像は北村容疑者が過去に勤務していた中学の女子生徒を撮影したものとみられ、カメラからは、複数の児童ポルノが疑われる画像が見つかっているということです。
「生徒の性器を触っている画像や裸が写っている画像が入ったカメラを所持していたことに間違いありません。再び見ることがあると思って保存していた」
事件が発覚したきっかけは去年11月、都の教育委員会の相談窓口に匿名でかかってきた「過去に先生からわいせつ行為を受けた」という電話でした。これを受け、練馬区教育委員会が警視庁に相談していました。校長の逮捕という異例の事態に地域には衝撃が広がっています。
「真面目に生徒に向き合っていたとは思います。そんなことする人じゃないと思っていたしガッカリです」「いい校長先生なのかなという印象だったのでびっくりですね安心して預ける場所なのにこういったことがあるとちょっと心配なので今後こういうことのないようにしていただきたい」
事件の発覚を受け、練馬区教育委員会は先ほど（11日18時～）緊急会見を開き、謝罪しました。
教育委員会：「本校の生徒達が一日も早くこれまでの日常を取り戻せるよう全力で支援してまいります再発防止や校内での取り組みを改めて見直し練馬区の教職員全員が同様のことを二度とおこさない自覚と決意をし全力を尽くしてまいります」
区教育委員会は、あす（12日）保護者会を実施し、今後の対応を説明するととともに、生徒たちにはあさって（13日）アンケートを行い、結果次第でスクールカウンセラーなどによる心のケアを行なっていくということです。
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練馬区教育委員会は会見で逮捕された　校長の北村容疑者について「真面目で話しや文章を書くのが上手く子ども達に分かりやすく伝える能力に長けていた」と話しました。