北海道内各地で大雨　様似町では土砂崩れに住宅が巻き込まれ１人けが　４１３世帯に避難指示

道内は５日朝から各地で大雨となっていて、日高の様似町では土砂崩れで住宅が巻き込まれ、中にいた１人がケガをしたほか、４１３世帯に避難指示が出されています。
　５日午前８時すぎ、様似町鵜苫の国道３３６号沿いで、大雨により土砂が崩れ、住宅が巻き込まれました。住民２人は救出されましたが、８０代の男性１人は骨折の疑いがあり病院に運ばれました。周辺では午前８時までの３時間で８０ミリの雨が降ったとみられていて、様似町は、４１３世帯に避難指示を出しています。

■森唯菜アナウンサー：
「北広島の道道です。この辺り一帯が冠水しています。車が速度を下げてゆっくり走っていますが水しぶきがあがっています」
　北海道付近を低気圧が発達しながら通過していて道内各地で、大気の状態が非常に不安定になっています。道内ではすでに大雨となっていますが、このあと暴風が加わり嵐への警戒は６日まで続く見込みです。胆振の白老町では１時間に７２・５ミリの雨が降り一時、洪水警報が出されました。ＪＲ北海道は大雨の影響で快速エアポート６本を含むあわせて５２本の運休を決めています。

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