修理と修繕の違い

修理と修繕の違い

雨漏り修理とは、今抱えてる問題箇所を新たに作り直し、問題なく機能するようにあつらえること。つまり根本解決です。

固定資産の修理、改良等のために支出した金額のうち、その固定資産の維持管理や原状回復のために要したと認められる部分の金額は、修繕費として支出した時に損金算入が認められます。

ただし、その修理、改良等が固定資産の使用可能期間を延長させ、または価値を増加させるものである場合は、その延長および増加させる部分に対応する金額は、修繕費とはならず、資本的支出となります。

以上が修理・修繕・補修・修復の違いや使い分け方、類語などについてでした。似たような言葉ですが、それぞれニュアンスに少し違いがあるため、使い分けができます。意味を正しく理解して、適切な日本語表現ができると、きちんとした人という印象もつきますので、ぜひこの機会に覚えてみてください。

修理・修繕・補修・修復の英語と例文1つ目は、repairです。4つの言葉と同じ意味をrepairの一語で表すことができます。品詞には他動詞と名詞があります。建物を直すほか、償い・訂正・健康の回復といった意味があります。名詞の場合は、修繕や手入れといった意味合いが強くなります。

「修繕」とは、経年や何らかの外的要因によって劣化、不具合が発生した建物、建物の一部、設備、部材などに対して修理や取り替えなどの処置を行って、問題部分の性能や機能を支障なく利用できる状態にまで回復させることを言います。回復の度合いは応急処置的なレベルのものではなく、建物の建設当初の水準にまで戻すことが目標となります。なお、大規模修繕と関わりの深い計画修繕では、この「修繕」を一定の年数ごとに計画的に行います。劣化や不具合が発生したときにその都度行う場合は、「補修」または「小修繕」と呼んで区別されます。

次に、一つの修理、改良などの金額のうちに、修繕費であるか資本的支出であるかが明らかでない金額がある場合には、次の基準によりその区分を行うことができます。

修理・修繕・補修・修復の英語と例文5つ目は、reconditionです。元に戻す・修理という意味がある英語です。再生家具、中古車などを表す際に使われる言葉で、壊れたものを再び使えるようにするというニュアンスがあります。

日常生活の中で、「システム障害が復旧する」、「地域の復興を目指す」、「クルマを修理する」といった言い回しを耳にすることがあります。これらの中には、「復(ふく)」や「修(しゅう)」が入る「復旧」や「復興」、「修理」といった用語があり、どれも何らかの状態に戻すといった意味合いがあります。ここでは、似たような意味合いがする、「復旧」や「復元」、「復興」、「修理」、「修繕」、「修復」について、その意味や用法、違いを簡単にまとめてみました。

修繕(しゅうぜん)は、壊れたり・悪くなったりしたところを繕い直すことをいいます。これは、手を加えて直すを意味する「修(しゅう)」と、破れた所などを直すを意味する「繕(ぜん)」からなる用語で、通常、「修理」とほぼ同義に使われますが、一方で使用可能な程度の機能に戻すという意味合いで使われることもあります。例えば、マンションやアパート、家、校舎、競技場、プール、水回り、フェンス、堤防、夫婦関係などに用いられることが多いです。

修理・修繕・補修・修復の英語と例文2つ目は、mendingです。繕い仕事・修繕という意味がある英語です。mendの現在分詞にあたります。原形のmendは動詞で、同じく修繕や修理、直すという意味を持ちます。衣服の修繕や、事態の改善などを表す際に用いられます。

建築物には国が決めた耐用年数があり、修繕は経年劣化や外的要因で劣化したり、不具合が生じた部分に修理や取替などの処理を施します。該当箇所の性能や機能が支障なく利用できる状態にまで回復させる作業となります。

修理(しゅうり)は、壊れたり・傷んだりした部分をつくろって直すことをいいます。これは、手を加えて直すを意味する「修(しゅう)」と、きちんと整えるを意味する「理(り)」からなる用語で、通常、何らかの要因で壊れたものに対して、少人数の作業で、元通りの機能を復活させる際に使われます。例えば、クルマやバイク、自転車、屋根、外壁、アンテナ、家電、パソコン、スマホ、時計、楽器、家具、洋服などに用いられることが多いです。

修理・修繕・補修・修復の対義語2つ目は、廃棄です。機能を果たさなくなった・用が済んだものを処分することを指します。期限切れの食品や、使わなくなった家電を捨てる場合などに廃棄といいます。修理などは使えない物を直して再利用することを指しますが、廃棄は直さず処分してしまうためお互い対義語だといえます。

修理・修繕・補修・修復の英語と例文3つ目は、recoveryです。修復という意味を込めたい場合はrecoveryで表すことができます。品詞は名詞のみです。修復のほか、回復・復旧・全快といった意味があります。盗まれたものを取り返したり、経済や健康状態などが元に戻ること表す際に用いられます。