フリースクール発言 「信念もって発言」滋賀・東近江市長 謝罪するも撤回せず(2023年10月25日)
フリースクールについて「国家の根幹を崩しかねない」などと発言した滋賀県東近江市の市長が会見を開き、配慮の足りない言葉で謝罪したいと述べましたが、これまでの発言は撤回しませんでした。
滋賀・東近江市 小椋正清市長:「撤回して何の効果がある。私は信念を持って発言しているわけで、そのところを分かっていただきたい。(保護者らを)傷付けたことについて謝罪すると言っているではないですか」
滋賀県東近江市の小椋正清市長は17日、「文科省がフリースクールの存在を認めてしまったことに、がく然としている」などと述べ、「不登校になる大半の責任は、親にある」という趣旨の発言もしました。
これらの発言に批判が高まるなか、小椋市長は25日の会見で、保護者や運営団体に対して「おわびしないといけないという思いを持っている」とし、謝罪する意向を示しました。
一方で、発言は撤回せず「義務教育がフリースクールに逃げていていいかは、国家にとって大変な問題」との持論を展開しました。
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